高圧進相コンデンサ及びリアクトル取替工事(愛知県飛島村)
愛知県飛島村にて、高圧受変電設備に設置されている高圧進相コンデンサおよびリアクトルの取替工事を行いました。
既設の高圧進相コンデンサとリアクトルは長期間使用されており、経年劣化が進んでいたため、設備の安全性・信頼性を維持するために新しい機器へ更新しました。
また、既設機器については微量PCBを含有している可能性があったため、機器の更新だけでなく、内部の絶縁油を抜き取り、PCB含有の有無を確認するための検査にも対応しました。
高圧進相コンデンサ・リアクトルを更新
高圧進相コンデンサは、電気設備の力率を改善するために使用される機器です。
工場や事業所ではモーターなどの設備が多数使用されており、そのままでは電力を効率よく利用できない場合があります。進相コンデンサを設置して力率を改善することで、電気設備を効率よく使用することにつながります。
リアクトルは、進相コンデンサと組み合わせて使用され、高調波の影響を抑えたり、コンデンサ投入時の突入電流を抑制したりする役割を担っています。
いずれも高圧受変電設備を安定して運用するための重要な機器です。
経年劣化した設備を計画的に更新
高圧進相コンデンサやリアクトルは、長期間使用することで内部絶縁の劣化や構成部品の経年変化が進みます。
劣化が進行すると、絶縁性能の低下などによって設備トラブルにつながる可能性があります。
高圧受変電設備は、ひとつの機器に不具合が発生した場合でも施設の電力供給に影響することがあるため、故障してから交換するのではなく、点検結果や使用年数、設備の状態などを確認しながら計画的に更新することが重要です。
今回も既設設備の状態を踏まえ、高圧進相コンデンサおよびリアクトルを新しい機器へ更新しました。
既設機器の絶縁油を抜き取り、PCB含有検査に対応
今回の工事では、既設機器の撤去と合わせて絶縁油の抜き取りおよびサンプリングを行いました。
古い電気機器の中には、絶縁油にPCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれている可能性があるものがあります。
PCBを含有する機器については、通常の産業廃棄物とは異なる適切な管理・処分が必要になるため、対象となる可能性がある機器についてはPCB含有の有無を確認することが重要です。
今回は既設機器から絶縁油を採取し、PCB含有の有無を確認するための検査に対応しました。
このように、古い高圧機器の更新では、新しい設備への交換だけでなく、撤去する既設機器をどのように取り扱うかについても適切な対応が必要となります。
今回の施工内容
今回の工事では、主に以下の作業を行いました。
既設高圧進相コンデンサの撤去
新しい高圧進相コンデンサの設置
既設リアクトルの撤去
新しいリアクトルの設置
既設機器からの絶縁油の抜き取り・サンプリング
PCB含有の有無を確認するための検査対応
新設機器の据付・接続
更新後の絶縁抵抗測定および各種確認
復電作業
停電措置と安全確認を行ったうえで既設機器を撤去し、新しい高圧進相コンデンサおよびリアクトルを設置しました。
施工後には必要な測定・確認を行い、設備に異常がないことを確認したうえで復電しました。
必要な設備更新とPCB対応を同時に実施
今回の工事では、老朽化した高圧進相コンデンサとリアクトルを更新することで、経年劣化に伴う設備トラブルのリスク低減を図りました。
また、設備更新に合わせて既設機器の絶縁油を採取し、PCB含有の有無を確認するための検査にも対応しています。
高圧受変電設備の更新では、新しい機器へ交換することだけでなく、既設機器の種類や製造時期などによって、撤去・処分時に確認すべき事項がある場合があります。
そのため、古い高圧設備を更新する際には、既設設備の状態や機器の仕様を確認したうえで、更新から撤去までを含めた計画を立てることが重要です。
高圧進相コンデンサ・リアクトルの更新をご検討の方へ
さつき電気商会では、高圧進相コンデンサやリアクトルをはじめ、高圧受変電設備の点検・改修・機器更新に対応しています。
「高圧進相コンデンサを長期間使用している」
「点検でコンデンサやリアクトルの更新を勧められた」
「古い高圧機器なのでPCBが含まれていないか心配」
「高圧機器の更新と撤去をまとめて相談したい」
といった場合もご相談ください。
既設設備の状態や使用状況を確認し、必要な機器の更新と既設機器への対応を含めてご提案します。
愛知県飛島村をはじめ愛知県内で、高圧進相コンデンサ・リアクトルなど高圧受変電設備の更新をご検討の際は、さつき電気商会までお気軽にご相談ください。