愛知県西尾市 工場 高圧受変電設備改修工事
愛知県西尾市にある工場様より、高圧受変電設備(キュービクル)の更新が必要かどうか、また現在の受電方法を変更すべきか検討してほしいとのご相談をいただきました。
高圧受変電設備は長期間使用する設備のため、経年劣化への対応は必要ですが、年数が経過しているからといって、必ずしもキュービクル全体を交換する必要があるとは限りません。
そこで今回は、既存設備の状態や受電方式などを確認し、必要な改修内容を検討しました。
現地調査・設備診断の結果
現地調査および設備診断を行った結果、キュービクル本体については継続使用が可能な状態であり、キュービクル全体を交換する必要はないと判断しました。
また、現在の受電方法についても確認しましたが、今回の改修に伴って変更する必要はないと判断しました。
一方、設備を詳しく確認したところ、
高圧ケーブルの劣化
主開閉器の経年劣化
地絡保護装置の経年劣化
が確認されました。
そこで、設備全体を更新するのではなく、安全性・信頼性の維持に必要な部分を選定して更新する改修工事をご提案しました。
今回の施工内容・交換機器
今回の改修工事では、次の高圧機器を更新しました。
高圧ケーブル:6kV CVT 38sq(EE)
主開閉器:高圧気中負荷開閉器(LBS)
地絡継電器(GR)
零相変流器(ZCT)
高圧ケーブルは、受電した高圧電力をキュービクルなどの受変電設備へ送る重要な役割を担っています。
また、LBS(高圧気中負荷開閉器)は高圧電路の開閉、GR(地絡継電器)とZCT(零相変流器)は地絡事故を検出し、事故の拡大を防ぐために使用される重要な保護機器です。
いずれも高圧受変電設備を安全に運用するうえで重要な設備となります。
LBS・GR・ZCTをまとめて更新
今回の工事では、LBS・GR・ZCTをまとめて更新しました。
これらは相互に関連して動作する機器であるため、更新時には既存設備との組み合わせや保護協調、機器の仕様などを確認する必要があります。
設備の状況や機器構成によっては、関連する機器を同時に更新することで、設備全体として適切な保護機能を確保しやすくなります。
また、一度の工事で関連機器をまとめて更新することは、将来的な設備停止や工事回数を抑えることにもつながります。
キュービクル全体ではなく、必要な部分だけを更新
今回の工事で重要なポイントは、キュービクル全体を交換するのではなく、現在の設備を活かしながら必要な部分だけを更新したことです。
高圧受変電設備の改修というと、キュービクルそのものを新しくする大規模な更新を想定される場合があります。
しかし、既存設備を調査した結果、継続して使用できる部分まで交換する必要がないケースもあります。
今回も、キュービクル本体や受電方法には大きな変更を加えず、劣化が確認された高圧ケーブルや高圧機器を中心に更新しました。
これにより、必要以上に設備を交換することなく、改修コストを抑えながら高圧受変電設備の安全性・信頼性の向上を図ることができました。
高圧受変電設備は「全部交換」ではなく、設備診断から
高圧受変電設備を長期間使用していると、
「キュービクルをそろそろ交換した方がよいのではないか」
「設備全体を更新すると、どのくらいの費用がかかるのか」
「現在の設備をそのまま使い続けても問題ないのか」
といったご相談をいただくことがあります。
重要なのは、最初から設備全体の交換を前提とするのではなく、現在の設備状態を確認し、どこを継続使用でき、どこを更新する必要があるのかを判断することです。
部分的な更新で安全性を確保できる場合には、既存設備を活用することで、設備更新にかかる費用を抑えられる可能性があります。
一方で、設備全体の老朽化が進んでいる場合には、キュービクルそのものの更新を検討した方がよいケースもあります。
設備ごとの状態を確認し、適切な改修方法を選択することが重要です。
工場の高圧受変電設備・キュービクル改修をご検討の方へ
さつき電気商会では、工場や事業所などの高圧受変電設備について、現地調査・設備診断から高圧機器の取替、キュービクルの改修まで対応しています。
「キュービクルが古くなってきた」
「点検で高圧ケーブルや高圧機器の更新を勧められた」
「キュービクル全体を交換する必要があるのか判断してほしい」
「できるだけ既存設備を活かして改修したい」
といった場合もご相談ください。
設備の状態や使用状況を確認し、必要な部分を見極めたうえで、適切な改修方法をご提案します。
愛知県西尾市をはじめ、愛知県内で工場・事業所の高圧受変電設備やキュービクルの改修・更新をご検討の際は、さつき電気商会までお気軽にご相談ください。



